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2013年10月6日日曜日

「西沢立衛 + nendo : 森の屋根ときのこ」展


「西沢立衛 + nendo : 森の屋根ときのこ」展のオープニングレセプションに行ってきました。オープニングには今回の企画のメインである西沢立衛さんとnendo代表の佐藤オオキさんがいらっしゃっていました。西沢立衛さんは個人での活躍もさることながら最近では妹島和世さんとのコラボでも有名でプリツカー賞を受賞されています。

この企画は京都造形芸術大学で行われており、キャンパス内の人間館1階エントランスラウンジと大学所有の瓜生山にアート作品が展示されており、オープニングレセプションはこの瓜生山にあるアート作品の前で行われました。


オープニングレセプションは京都造形芸術大学の学長のコメントから始まりました。この学長さんも建築家で専門的な観点なども交えつつ、作品についてコメントをしていました。次に森の屋根部分を担当した西沢立衛さんが挨拶をしました。その中では、先月に発生した大規模な台風の影響で当初の設計を見直さなくてはいけなくなってしまったことなどをおっしゃっていられました。確かに瓜生山にあった作品は3分の1しか完成しておらず、まだまだ未完成という印象でした。また、次にきのこの部分を担当した佐藤オオキさんがこの企画について話し始めました。佐藤オオキさんが作ったきのこは西沢立衛さんの森の屋根の下や敷地の様々な所に植えられ、その人口のきのこは金属を職人さんの手で曲げて作られたり、色も微妙に違う3種類を用意したとのことでした。別にきのこの用途は決まっておらず、来ていた人はイスにしたり物置にしたりしていました。



当日来ていた人は意外にも学生が少なく半数以上は報道関係の記者か建築の関係者で占めていました。また、西沢立衛さんと佐藤オオキさんのコメントの後にはオープニングレセプションに参加していた人に京都の和菓子とお茶が振る舞われました。なぜか帰るときにはかなり和菓子が余ったらしくもう1つお土産として持って帰ることができたので大満足です。


会場にはSANAAで一緒に活動されている妹島和世さんもいらっしゃって、偶然にもお目にかかることができたので感動しました。

瓜生山にあるアート作品は電話などで予約をしないと見ることができないらしいので訪れて見てみたい方は事前によくお調べした方が良いと思います。

イベント情報
開催期間2013年10月04日(金)~2014年01月13日(月)
休館日11/13~11/15、12/27~1/5
時間9:00~17:00
入場料無料
会場京都造形芸術大学 人間館1F エントランスラウンジ
京都市左京区北白川瓜生山2-116
会場URLhttp://kuad-entrance.com/
会場電話番号075-791-9360

2013年9月29日日曜日

輸出繊維会館 - 村野藤吾


この地域は森田ビルディングやフジカワ画廊など村野藤吾の建築などがあるのですが、見比べてみると他とは違い輸出繊維会館はとても現代建築に近く、その中にモダニズム要素があるように感じました。それと、規則的に並んだ角の丸い窓と有機的な模様の壁のバランスがとても美しかったです。

西側の玄関は幾何学模様のキャノピーが設置されていていました。


また、他のサイトではこの建物の中の写真があり、中を見学することが出来るみたいです。写真に写っていた内部の様子は外観とは対照的にタイルなどで有機的に空間がデザインされていました。今度、機会があれば絶対に内部も見てみたいです。

  建築データ
設計村野藤吾 / 村野・森建築事務所
施工戸田組
所在地大阪市中央区備後町3-4-9
竣工年月1960年
構造・規模SRC造
階数地下3階 地上8階建て 塔屋3階
敷地面積1,751.54 ㎡
建築面積1,368.5 ㎡
延床面積15,260.23 ㎡

塩野義製薬 医薬研究センター SPRC4 - 竹中工務店


一昨年できたばかりのファサードが特徴的な塩野義製薬 医薬研究センター SPRC4。
設計を手がけたのは大手ゼネコンの竹中工務店で大阪府知事賞部門 第2部を受賞しています。


見る角度によって変化するファサードと不規則に配置された窓が独特の存在感を出しており、建物すべてを囲むルーバーで一体感が生まれスマートな印象を演出しています。


様々なサイトにはこの施設の内部の写真があったので少し見てみたいと思い、受付の人にうかがいましたがやはり関係者以外なかに立ち入ることはできないそうです。

 建築データ
設計小幡剛也(株式会社竹中工務店)
施工株式会社竹中工務店
所在地大阪府豊中市二葉町3-1-1
竣工年月2011年7月
構造・規模SRC一部S及びRC造
階数地上5階 塔屋1階
敷地面積34,627.97 ㎡
建築面積10,069.84 ㎡
延床面積43,929.84 ㎡

2013年9月28日土曜日

ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店 - 乾久美子


去年、第13回国際建築展で金獅子賞を受賞した乾久美子。
梅田の大都会に乾久美子さんが設計したルイ・ヴィトンのショップがあり、夜にかけてのライトアップがとても綺麗にお店を演出しています。


金属の格子と奥の布にプリントされた格子が層をなしていることによって、複雑な奥行きが生まれ高級な印象を持つファサードになっていました。また、金色と黒色の組み合わせが大人なデザインにも感じられます。このシュッとした感じは好きです。


ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店は大阪ヒルトンプラザの中にすっぽり入る形になっていて、遠目から見てもひと際目を引く店舗でキラキラに溢れていました。

 建築データ
設計乾久美子建築設計事務所
所在地大阪府大阪市北区梅田2-2-2
竣工年月2004年9月
延床面積1025.0㎡

2013年9月27日金曜日

住吉の長屋 - 安藤忠雄


クラブミュージックのことばかりで何も建築のことを書いていなかったのですが、今後はもっと建築のことを書こうと思うのでお楽しみに。

記念すべき1回目は日本で今一番有名な建築家と言っても過言ではない安藤忠雄の出世作『住吉の長屋』です。

安藤忠雄さんは僕のお気に入りの建築家で、安藤忠雄さんの建築はスマートで無機質ながらあたたかみのあるところが見どころです。また、偶然にも以前安藤忠雄さんの講演を聞く機会があったのですが、講演の中では人情溢れる毒舌のしゃべりがとてもおもしろく心を掴まされました。

住吉の長屋の場所は個人住宅なので未公開ですが、本や講演の中で見たあの有名な住吉の長屋に近づいていると思うとだんだんドキドキしていました。曲がり角を曲がると突如、普通の中の住宅街にポツンとコンクリートの箱が。何の変哲もない住宅街に普通にあったので少し違和感にも感じました。ほんとに住宅街のど真ん中にあるので、じろじろと住吉の長屋を見ている姿は何も知らない人から見たら変に写ったかもしれませんね。


また、1976年に完成して約30年以上建っているにもかかわらず全く汚れや朽ちている様子がなかったので、きっと完璧にメンテナンスされているのだと思います。偶然にも横にある青々とした植物が安藤忠雄さんのコンクリートを引き立てていて美しく感じました。


横からの写真。横はさすがに時代を感じる汚れがあります。しかし、ほんと思っていた以上にコンパクトで小さかったです。

建築データ
所在地未公開
設計安藤忠雄 / 貴志雅樹 / 安藤忠雄建築研究所
竣工年月1976年
面積敷地面積:57.3㎡
建築面積:33.7㎡
延床面積:64.7㎡