この地域は森田ビルディングやフジカワ画廊など村野藤吾の建築などがあるのですが、見比べてみると他とは違い輸出繊維会館はとても現代建築に近く、その中にモダニズム要素があるように感じました。それと、規則的に並んだ角の丸い窓と有機的な模様の壁のバランスがとても美しかったです。
西側の玄関は幾何学模様のキャノピーが設置されていていました。
また、他のサイトではこの建物の中の写真があり、中を見学することが出来るみたいです。写真に写っていた内部の様子は外観とは対照的にタイルなどで有機的に空間がデザインされていました。今度、機会があれば絶対に内部も見てみたいです。
建築データ
設計 | 村野藤吾 / 村野・森建築事務所 |
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施工 | 戸田組 |
所在地 | 大阪市中央区備後町3-4-9 |
竣工年月 | 1960年 |
構造・規模 | SRC造 |
階数 | 地下3階 地上8階建て 塔屋3階 |
敷地面積 | 1,751.54 ㎡ |
建築面積 | 1,368.5 ㎡ |
延床面積 | 15,260.23 ㎡ |
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