2013年9月27日金曜日

住吉の長屋 - 安藤忠雄


クラブミュージックのことばかりで何も建築のことを書いていなかったのですが、今後はもっと建築のことを書こうと思うのでお楽しみに。

記念すべき1回目は日本で今一番有名な建築家と言っても過言ではない安藤忠雄の出世作『住吉の長屋』です。

安藤忠雄さんは僕のお気に入りの建築家で、安藤忠雄さんの建築はスマートで無機質ながらあたたかみのあるところが見どころです。また、偶然にも以前安藤忠雄さんの講演を聞く機会があったのですが、講演の中では人情溢れる毒舌のしゃべりがとてもおもしろく心を掴まされました。

住吉の長屋の場所は個人住宅なので未公開ですが、本や講演の中で見たあの有名な住吉の長屋に近づいていると思うとだんだんドキドキしていました。曲がり角を曲がると突如、普通の中の住宅街にポツンとコンクリートの箱が。何の変哲もない住宅街に普通にあったので少し違和感にも感じました。ほんとに住宅街のど真ん中にあるので、じろじろと住吉の長屋を見ている姿は何も知らない人から見たら変に写ったかもしれませんね。


また、1976年に完成して約30年以上建っているにもかかわらず全く汚れや朽ちている様子がなかったので、きっと完璧にメンテナンスされているのだと思います。偶然にも横にある青々とした植物が安藤忠雄さんのコンクリートを引き立てていて美しく感じました。


横からの写真。横はさすがに時代を感じる汚れがあります。しかし、ほんと思っていた以上にコンパクトで小さかったです。

建築データ
所在地未公開
設計安藤忠雄 / 貴志雅樹 / 安藤忠雄建築研究所
竣工年月1976年
面積敷地面積:57.3㎡
建築面積:33.7㎡
延床面積:64.7㎡

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