「西沢立衛 + nendo : 森の屋根ときのこ」展のオープニングレセプションに行ってきました。オープニングには今回の企画のメインである西沢立衛さんとnendo代表の佐藤オオキさんがいらっしゃっていました。西沢立衛さんは個人での活躍もさることながら最近では妹島和世さんとのコラボでも有名でプリツカー賞を受賞されています。
この企画は京都造形芸術大学で行われており、キャンパス内の人間館1階エントランスラウンジと大学所有の瓜生山にアート作品が展示されており、オープニングレセプションはこの瓜生山にあるアート作品の前で行われました。
オープニングレセプションは京都造形芸術大学の学長のコメントから始まりました。この学長さんも建築家で専門的な観点なども交えつつ、作品についてコメントをしていました。次に森の屋根部分を担当した西沢立衛さんが挨拶をしました。その中では、先月に発生した大規模な台風の影響で当初の設計を見直さなくてはいけなくなってしまったことなどをおっしゃっていられました。確かに瓜生山にあった作品は3分の1しか完成しておらず、まだまだ未完成という印象でした。また、次にきのこの部分を担当した佐藤オオキさんがこの企画について話し始めました。佐藤オオキさんが作ったきのこは西沢立衛さんの森の屋根の下や敷地の様々な所に植えられ、その人口のきのこは金属を職人さんの手で曲げて作られたり、色も微妙に違う3種類を用意したとのことでした。別にきのこの用途は決まっておらず、来ていた人はイスにしたり物置にしたりしていました。
当日来ていた人は意外にも学生が少なく半数以上は報道関係の記者か建築の関係者で占めていました。また、西沢立衛さんと佐藤オオキさんのコメントの後にはオープニングレセプションに参加していた人に京都の和菓子とお茶が振る舞われました。なぜか帰るときにはかなり和菓子が余ったらしくもう1つお土産として持って帰ることができたので大満足です。
会場にはSANAAで一緒に活動されている妹島和世さんもいらっしゃって、偶然にもお目にかかることができたので感動しました。
瓜生山にあるアート作品は電話などで予約をしないと見ることができないらしいので訪れて見てみたい方は事前によくお調べした方が良いと思います。
イベント情報
開催期間 | 2013年10月04日(金)~2014年01月13日(月) |
---|---|
休館日 | 11/13~11/15、12/27~1/5 |
時間 | 9:00~17:00 |
入場料 | 無料 |
会場 | 京都造形芸術大学 人間館1F エントランスラウンジ 京都市左京区北白川瓜生山2-116 |
会場URL | http://kuad-entrance.com/ |
会場電話番号 | 075-791-9360 |